こんな日々も悪くないと思う瞬間もあるけれど全体的に見るとやっぱり悪い。
南紀白浜二日目。
目を覚ますとサンダーが水着に着替えてうろうろしてました。
「朝ご飯は。」
「もう食べた。」
まあ、海に行きたがってるなら何より。
「プールへ行くか。」
「……。」
「海へ行くか。」
「うん。」
自己主張を覚えたな。よしよし。
「シャワー浴びるから、服着て待ってな。」
「えー。」
「その水着でうろつくのは変態のやることだ。」
「……。」
なんだその「別に変態でもいいのに」と言いたげなツラは。
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昨日と同じく、わたしは浜辺でダラダラ、サンダーは波打ち際で砂遊び水遊び。
時々ちらちらとこちらを伺ってきます。どうやら遊んで欲しがっているらしい。
だがわたしは安くは無いぞ。
たっぷり一時間ほど焦らして、徐に立ちあがり接近するとサンダーは喜色満面。
ははっ、分かりやすい奴だ。
腰をホールドしてオクラホマスタンピード!死ねぇ!!
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