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わたしがどうであれ、貴様が糟であるという事実に変更はない。
種別:
全角600文字、改行50回まで
レス:500件 |
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クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた
2013/06/20(木) 04:00:22 |
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正しい選択をしたと思う。
液体を飲むのが嫌になるくらい酒を飲み倒した後でも、決まった時間に目は覚めます。
夜明け前か夜明け後かは、季節によって違うのですが。
6月の今は夜明け後です。
今日は何だか用事を手早く済ませたい気分でした。
そのせいか、山中での修行はいつもより早く終わりました。
自分に甘いのは承知の上ですが、心のままにふるまえないのは何よりも嫌なことですから。
以前走っていたランニングコースに立ちよりました。
公園には、何時も見かけるネグレクト児童がいつものように砂場で遊んでいました。
「おねえちゃん、久しぶり。」
この子はわたしを一目で女性と見抜きました。なかなかの才覚がある。
抱きついてきます。
「こんな時間に寒くはないか。」
「慣れた。」
「母親は好きか。」
「……うん!」
「父親は?」
「あんまり会ったこと無い。」
わたしが唐突にその子のシャツをめくりあげると、青や黒の痣とやけどが見えました。
「これから一時間くらい、お姉ちゃんと遊びに行かないか。」
「いいの?」
ダメだと言われたら断るつもりでいました。
「行くよ。」
「じゃあそこに車が止めてあるから、載って。」
親に愛されない子なんか要らないよね。
わたしはいつもの山の中で引き金を引く時、充足感さえ感じていました。
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千賀 サイケデリ子(ID:BNE004150) 2013/06/21(金) 22:02:32
…これ、次回からどうすんですか。
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鳩目・ラプラース・あばた(ID:BNE004018) 2013/06/24(月) 01:04:30
レスポンスは次エントリにて代えさせて頂きます。
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