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ぼくがかんがえたさいきょうのばろっくないといくりぷす
種別: 全角600文字、改行50回まで    レス:500件

クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた

2013/04/24(水) 00:47:02 
せめて怪物らしく。


というわけで、上位種族の情報も解禁されましたので、わたしの師匠やその周辺の事について少し御話しいたします。

「風は吹いているか?」
「ええ、雲が出て、雨が降り始めています。」
「そうか。いつ頃止みそう?」
「そうですね。夜には本降りになりそうですが、明日の朝には晴れているでしょう。」

とわたしが風流な会話をして事務所に戻ると

「風が見つかったら話にならんでしょう?
雲全員撤収で。雪も突っ込んで雨の作業早めて夜明けまでに終わるようにしてください!」
と電話越しに叫んでたりするのが私の師匠です。
隠語だっつってんだろタコが。

注釈を入れておくと、
風が挨拶、雲が売り込み、雨が技術者の作業で雪が火消しって感じです。飽くまで例えね。

彼は多分、ハイジーニアスでインヤンマスターかナイトクリークです。
職業がはっきりしないのは、こいつ特殊スキル持ちすぎだからですね。
ほら、フィクサード連中にもいるでしょ、固有スキル使う奴。そういう奴なんです。
師匠は殺傷力の高い斬撃と流体の操作を得意とします。
元ブロガーだったらしく、わたしのネット上の活動にも好意的です。

わたしに怪物としての生き方や戦い方、圧倒的な勝ち方や損をしない負け方など、様々なことを教えてくれた恩人であり、且つ、わたしをこっちの世界に引っ張り込みやがった仇でもあります。

先の会話の例でも示した通り、風情が全く無い合理主義者です。正直話してておもんない。

「で、何ですか鳩目さん。」
「隠語は隠語らしく使わないといけないのでは?」
「いいんですよバレても。」

この男はどうも破滅主義的なところがあって、“いずれ悪事が露見して検挙されてしまえばいい”と願っている節があるように感じています。

師匠の師匠に聴いた話では、昔はもう少し仕事人間だったようなのですが。


師匠の師匠は女性のメタルイヴです。
背が低く肌が白く青い瞳、髪が灰色とどう見ても日本人とは思えない面構えをしています。
はい。わたしの幻視を説いた姿も彼女のそれによく似ています。理由は不明。
物腰は柔らかいのですが性格と実力は師匠に輪をかけて逸脱しており、里には彼女が「ウォーミングアップ」した傷跡がいくつも残っています。
里の方針に歯向かう者は、里の者であろうと広域指定暴力団であろうと神秘に属する者であろうと平等に無慈悲に滅ぼします。

今までアークの万華鏡に捕捉されてないのが不思議ですが、その質問をするとにこやかに笑いながら、人差し指を唇に当てました。
わたしはその意味を察しましたが、ここでそれを書くのはやめておきます。

彼女の職業は(多分)覇界闘士。
鉄拳の重さは比類なく、溶けるほどに燃え盛る両腕から放たれる突きは空間が歪んだかと思えるほどの迫力と破壊力を持ちます。

師匠にはもう一人師匠に当たる人物がいます。
彼は師匠には先生と呼ばれており、師匠の師匠の先生にも当たります。
ややこしいな。便宜上「先生」と呼ばせてもらいます。

背の高いモンゴロイドで、恐らくハイジーニアス。ソードミラージュまたはダークナイト。
尋常ではない速さを武器に、師匠や師匠の師匠と同じく里の幹部の一人として君臨しております。
外でフリーの仕事をしていることが多く滅多に里にはいないそうですが、一度里を訪れると必ず師匠や師匠の師匠に稽古を付けて行くそうです。

わたしも少し見学させてもらいましたが、全く参考になりませんでした。ソニックブームの爆音と土煙で見えないし聞こえないし、気が付けば師匠の師匠がぼろ布にされてたという塩梅。女性相手にも容赦しない、とってもカッコいい人です。死ねばいいのに。

会話をしたことはほとんどありません。
CVじまんぐが似合う胡散臭いおっさんと言った感じ。本人の目の前では言いませんが。

最後に紹介するのは、師匠の同僚です。
女性で、背丈はわたしと同じぐらい、髪はわたしより短く灰色。四肢は筋骨隆々としており、トンファーを得物としています。
種族はアウトサイドでタイプ:ヌエ。(本人曰く玄武であるとのこと。まあ未確認フィクサードの言うことなので話半分で。)
職業はレイザータクト寄りのプロアデプト。
パワーファイターですがそれ以上に先読みに優れており、手合わせして頂いた時には、こちらの攻撃はかすりもしませんでした。
攻撃の重さや動きの速さは師匠の師匠や「先生」に劣るものの、典型的かつ天啓的なカウンターパンチャーであり、「当たらずに当てる」ことにかけては先の「先生」と同程度に渡り合う実力を持つとのこと。
わたしの目指す理想のエリューションでもあります。


というわけで、里までまた車で行ったのでした。二度目。
迷ったら死を覚悟する怖さは据え置きの、奈良の山里でしたまる。
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