<第一弦楽器バレット&歌姫シアー>
「……さぁて、始まったか。嫌いな国じゃねーが、少し騒がしいな」
「……」
「全部大将のお気に召すままって訳かねぇ。
まー、相変わらず寒気がする位に……良くこんな譜を書くモンだ」
「……………」
「やだねぇ。このお姫様は。ちっとは口利けよ、無視すんな。おい、全くよ」
「……私はケイオスの曲に満足していますから」
「そりゃ、まー。お前はそーだろうよ。俺も別にそれにゃ不満は無いけどよ。
大将が何考えてっかは知らねーけど、戦力調達には手っ取り早いし。
ま、やりやすいから良しとするか。
島国根性のマフィア連中は例のアークとも因縁深いんだっけ?
リベリスタ同士なら尚更ってか! へっへ、そりゃあ使いでがあるだろーな!」
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