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叩いて躾けろ 奴らはそれ以外を理解しない
種別:
全角600文字、改行50回まで
レス:500件 |
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クオンタムデーモン(ID:BNE004018)
鳩目・ラプラース・あばた
2012/11/17(土) 13:18:50 |
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異文化コミュニケーションは心じゃ無く頭で理解してエミュレートするしかねえんだという話。
フュリエの事がまだ全然吐き出し切れていないので書いていきます。
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「まるで、私達よりもバイデンの方が、皆さんと『判り合えた』ようですね。私達にとっては不倶戴天の敵であっても、皆さんにとってはそうではない、ということですか」
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怒りは理解できる、とまでは言いませんが、目の前でバイデンを庇おうとする様子を見せつけられて「アークって思ったよりバイデン寄りなんや……」という感情が芽生えてしまうのは致し方ないとは思います。
それでも、わたしも含め投票に参加したリベリスタは過半数がバイデンという種の絶滅を許容しましたし、アーク全体としては進んで殺すという判断もしました。それもフュリエが主導する作戦に参加する、ではなく、アーク自らが前に出て殲滅する、という形で。それもまだ不満かよとは言いたくもなる。
いや、実際不満なんでしょう。
「何で人を食う害獣を殺さずに放っておくんだ」ぐらいの気持ちではないかと想定し、感情を「エミュレート」します。
わたしだって六線沢熊害事件で村民を食い殺してまわった羆はぶっ殺すしかないと思います。
人数で言えばフュリエはその数百倍は殺されている訳ですし、「あいつを生かしておくという判断はありえない」のは、致し方ない。
致し方ない、のですが。
彼女らフュリエがアークの手助けをしてくれる、ということについては、もう期待しない方がいいのではないでしょうか。
我々は、バイデン殲滅作戦で「バイデンを殺さないように説得する」という行動もまた取りました。
(行動の是非はここでは置きます)
結果は決裂。
フュリエ陣から攻撃を仕掛ける火種になってしまいました。
結果論とは言え、フュリエにとってバイデンの殲滅は最優先事項であることがはっきりと明らかになり、我々はその一番触ってはいけない部分に触ってしまったのです。
その状況から、「ではアークのみなさん、この世界をご案内します、全面的に協力させていただきますね♪」という言葉を無邪気に引き出せるとはとても思えません。
これはアークの判断が悪いというよりは、フュリエの宿痾であります。
どのような手段でバイデンを殲滅しても、感情を得てしまった彼ら彼女らに罪悪感が芽生えないということはありえません。
種を滅ぼした罪悪感にどよんどしている彼女らに、「終わった?じゃあ協力してくれ」と言えるでしょうか?まだ外交のがの字も知らないフュリエに。
そして、もしバイデンを滅ぼしても罪悪感が芽生えないというのであればそれこそ分かり合えない相手です。
フュリエとバイデンに生殖という概念があればチベットのようにすらなったでしょうね。
いずれにせよ、今のフュリエ達が笑顔を向けてくれるとはとても思えないということです。
いっそのこと武力制圧しちまって、協力ではなく傘下に加える方が前向きである、とすらわたしは思います。
とは言え、希望はあります。
前のエントリ(http://bne.chocolop.net/bbs/thread/boad_id/3892)でわたしは彼女らに「人工物のような気持ち悪さを感じました。」と記しました。
フュリエはフュリエなりの、「それはそれ、これはこれ」を心得ているようです。
ならば、「バイデン殲滅においてはしこりはあったが、それはそれとして協力します」という言葉を引き出すのも不可能ではないのでしょう。
その有様がわたしには気持ち悪いのですが、そのあたりが心の理解の限界であって、頭でエミュレートする範囲になるのでしょうね。
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鳩目・ラプラース・あばた(ID:BNE004018) 2012/11/17(土) 13:30:15
「殺してやったんだから報酬くれや」で迫るのがビジネスライクでからっとしていて後腐れなくていいかなとも思いましたが、今度はリベリスタに受け入れられにくいだろうなあ。
リベリスタはそもそも会話が通じる相手を駆除すること自体、是とはしていないようですし、正義感の部分でリベリスタ側にすっきりしない物が残っちまう。
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