いつだって敗戦処理。
掃除をするとき、床が汚れていることは前提です。
虫を殺す時、その場が害虫に侵されていることは自明です。
倒すべき悪がそこに居る時、実は既に敗北し終わっているのです。
被害者が居て、被害が出ていて、であるが故に悪は定義しうる。
悪に負けて初めて、わたしたちは悪を裁ける。
被害者を思いやることは出来ても、被害者の被害を無かったことにできない。
正義は何時だって敗北から始まっているし、だからこそ悪に二度敗北することは許されないのです。実際のところ、正義が悪に二度三度敗北することは珍しいことではないのだけれど。
敗戦処理は掃除です。掃除屋がゴミに負けるなんてナンセンス。だから正義は何時だって最後に勝つ。
フュリエに問いたい。
あなたのバイデンに対する行動は、本当に敗戦処理ですか?
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